はじめに
「ふるさと納税はポイントサイト経由でお得に申し込める」と思っていた方も多いのではないでしょうか?
ところが最近、「ポイントがつかなくなる」「ポイントサイト経由が終了する」といったニュースが相次ぎ、利用者の間で不安が広がっています。
この記事では、ふるさと納税のポイント還元がなくなる背景や、今後の影響、そして代替策についてわかりやすく解説します。これから申し込む方が損をしないように、最新情報をチェックしておきましょう。
ふるさと納税のポイント還元とは?
これまでのふるさと納税は、寄付額に応じて返礼品を受け取れるだけでなく、ポイントサイトを経由することでさらに数%のポイント還元が受けられる仕組みがありました。
たとえば、
- 楽天ふるさと納税 → 楽天市場の買い物扱いになり、SPUや買い回りキャンペーンでポイント大量還元
- さとふる、ふるなび、au PAY ふるさと納税 → モッピーやハピタスなどポイントサイトを経由することで数%の還元
このように「返礼品+税控除+ポイント」の三重取りが可能で、利用者にとって非常にお得な制度となっていました。
ポイント還元が終了する理由
では、なぜ「ポイントサイト経由での還元」がなくなりつつあるのでしょうか。
規制強化による影響
総務省は以前から「返礼品の還元率は寄付額の3割まで」とルールを定めており、さらに「寄付額の5割を超えるような経費を使ってはならない」としています。
ここで問題視されたのが「ポイント付与」。
返礼品とは別にポイント還元を上乗せすることが、結果的に「過度な還元」や「寄付額の競争」を引き起こしてしまうと判断されたのです。
実際に終了した例
- 2024年以降、多くのポイントサイトが「ふるさと納税カテゴリー」を縮小または終了
- 一部ふるさと納税ポータルサイトも「ポイント還元の廃止」を告知
つまり、制度的にグレーだった部分が整理され、ポイント経由での還元は徐々に消えていく流れとなっています。
今後の影響とユーザーへのデメリット
ポイントサイト経由の終了によって、ユーザーは以下のような影響を受けます。
- 実質還元率の低下
これまでは数%~10%以上のポイント還元が期待できましたが、それがゼロに。 - お得感の減少
「返礼品+控除+ポイント」で得している感覚がなくなり、心理的にも損した気持ちに。 - 利用者離れの懸念
特に「節約やポイント狙い」でふるさと納税をしていた層にとっては魅力が薄れる可能性があります。
代替策|ポイント還元がなくてもお得に使う方法
「じゃあ、もうふるさと納税はお得じゃないの?」と思うかもしれませんが、工夫すればまだまだメリットを得られます。
楽天ふるさと納税を活用する
楽天市場のSPU(スーパーポイントアッププログラム)や買い回りキャンペーンを活用すれば、実質10%前後のポイント還元は今でも可能です。
クレジットカード決済でポイントを貯める
ふるさと納税の支払いはクレジットカード対応が一般的。
還元率1%以上のカードを使えば、還元の一部をカバーできます。
紹介キャンペーンは紹介された方もポイントがもらえる!
お申し込みはこちらから >
高還元の返礼品を選ぶ
「還元率3割以内」という制限の中でも、家電・お米・肉・ビールなどは実質的に高還元の返礼品が多数存在します。
定期便やセット返礼品を利用する
食品や日用品の定期便は、生活費の節約につながり、ポイントがなくてもお得感を得やすいです。
ふるさと納税で損をしないためのチェックリスト
- 返礼品の内容と還元率を確認する
- 支払い方法(クレカ・電子マネー)でポイントを獲得
- キャンペーン情報を見逃さない
- 年末の駆け込み前に早めに申し込むことで在庫切れ回避
まとめ|ポイントサイト経由は終了へ、でも工夫次第でまだお得
ふるさと納税の「ポイントサイト経由還元」は制度の見直しにより縮小・終了していく流れが濃厚です。
しかし、楽天ふるさと納税やクレカ決済、返礼品の選び方を工夫すれば、まだまだお得に活用できます。
「ポイントがなくなったからやめよう」ではなく、制度の本質である 地域応援+税控除+生活のプラス というメリットを意識しながら、賢く利用していきましょう。